PC-E650/PC-U6000の液晶の修理
PC-E650、PC-U6000の液晶は長期間保管していると劣化して黒ずんでしまうことがあります。新品の液晶は入手不可能で良い状態の中古品の入手も難しくなってきましたが、液晶の表面に貼ってある偏光板の交換で修理が可能です。修理後の液晶は元の液晶に比べると黄色っぽい表示になってしまいますが視認性はそれほど悪くはありません。

画面が黒ずんでしまう現象はビネガーシンドロームと呼ばれていて、ポケコン以外でも数十年経過した液晶で多く発生しています。予防法としては、低温、低湿度で通気性の良い場所に保管すると良いようです。
PC-E650、PC-U6000では液晶と偏光板の間に挟まれているフィルムが劣化するのが原因のようです。修理した液晶ではこのフィルムは使用しないためビネガーシンドロームは発生しないと考えられます。もし発生しても再度修理は可能です。

偏光板交換の修理代は20,000円(税別・送料別)になります。修理の際に故障の多い液晶駆動用コンデンサの交換も同時に行います。(修理代に含まれます)
修理はこちらからお申込みください→ PC-E650/PC-U6000の液晶偏光板交換(ビネガーシンドローム修理)

HP-100LX/HP-200LXの液晶偏光板の交換も可能です→ HP-100LX/HP-200LXの液晶偏光板交換(ビネガーシンドローム修理)


ビネガーシンドロームを発症して黒ずんだ液晶


正常な液晶


修理した液晶



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